2009年10月11日日曜日

宗教音楽の歌詞対訳

オペラの対訳の仕事をしていて気づいたのですが
英語圏のウェブサイトでは、イタリア語やドイツ語のオペラの歌詞が
英語にすべて訳されて掲載されています。
日本語ではまだなく、高価な書籍として販売されている状況です。

そこで、宗教音楽で同じことをやろうと考えました。
すでに多くの歌詞対訳が存在していますが
すべてを網羅していくことがこのプロジェクトの目的で
また、使用料は無料で提供していくことに意味があると考えています。

手始めに、ここで掲載した《ドイツ・レクイエム》、
それから取り組みやすいものからスタートしますが
まだページのフォーマットを決めかねています。
宗教音楽の用語集も含めて、wikipediaのような形式にすれば、他の方にも手伝っていただけるかなあ、などと考えています。
そうすれば、別のプロジェクトの「音楽修辞法」も一緒に取り扱えますし。

近々、答えを出したいと思います。

ある寒い夜、三歳で逝ったとら子

11 件のコメント:

菅野茂 さんのコメント...

Wikiの良いとこは間違いも直せることですね。僕はここもいつも大急ぎで書いていますので漢字の変換間違いしても後になりもう遅いことが多いですね。とにかく日本語は同音異義語が無数にあるのでやっかいです。外国から見ると良くこれで生活できるものです。それで、信じられない、日本人はやっぱり気が狂っている、となっちゃいますね。

torajiro さんのコメント...

ここも、登録メンバーになれば直せるんですよ(笑)。

菅野茂 さんのコメント...

僕は登録メンバーですか?
余りそういうことには完全に無頓着ですね。

torajiro さんのコメント...

登録メンバーはパスワード必須ですから(笑)。
で、あえてメンバー登録してないです。

ところで、wikiの骨組みを作ってテストを始めました。
http://www.musicasacrajapan.org/dictionary/index.php/Caligaverunt_oculi_mei
まだ、項目はこれ1つで、使い方など学んでします。
これで仕組みなど分かったら、今度は英語版を設置します。
先の長いプロジェクトです。

菅野茂 さんのコメント...

何時登録しても良いのですが、パスワードはすぐになくしそうですね。その場合は管理人に伝えると教えてもらえるのかしら?

やるのが早いですね。昨日そのことをイギリスの音楽学者のアルヤン・オミドにチャットで話しました。基本的に賛成のようです。彼は大編成や長大な演奏時間専門の音楽学者のようです。昨日もソラブジのLinkを貰いました。
http://www.sorabji-files.com/music.php

そのほか630分かかるオランダ人の電子音楽など面白いものを集めているようです。

torajiro さんのコメント...

登録しておきました!
メールが届くと思います。

ソラブジのリンク見ました。
音楽が聞けるので楽しみです。

菅野茂 さんのコメント...

僕はり第一に楽譜ですね。
音はそれから再現できましからねえ。

torajiro さんのコメント...

問題は、日本だと楽譜が高いか、図書館で借りられないってことなんです。
学生時代は、いつでもスコアを見られたのに今は困っています。
ネットで見られますが刷り出せばお金がかかるし(泣)。

菅野茂 さんのコメント...

東京で知っているのは楽譜が本同様借りられるのは文京区だけでしたね。やはり東大など学生が多いことと豊富な予算が背景にあるのでしょう。港区の予算が豊富ですが、CDだけ凄いようです。

そこは千葉ですか?地方だとすると予算が桁違いに低くなるようで本をそろえるのに精一杯でしょう。ここだと普通の図書館の分館で必ず音楽図書館があります。ボン、ケルン、デュッセルドルフの都市には必ず一つはありますね。シュトットガルトでは10ぐらいある普通の分館でもCDぐらいは貸し出すようです。近郊のルートヴィックスブルクのような人口10万ぐらいの小さな町でもオイレンブルク程度のスコアを貸し出していました。あそこまでやると凄いですね。良い音楽家が出てくるはすです。更に州立図書館でも全集版などのスコアは置いてあります。だから珍しい宗教音楽の楽譜はすぐ手に入りますね。

ここの音楽図書館はCDはもちろんスコア、ピアノ譜、オケや合唱のパート譜まで貸し出します。おっとDVD忘れていました。もうヴィデオは処理してしまってみんなDVDに変わっていますね。もちろん古くでボロボロになった楽譜は1ユーロぐらいで利用者に売ります。図書館の予算の補助にするのですね。後は遅滞した本の罰金:料金の徴収。そうやってまた新しい楽譜を買って貸し出します。

torajiro さんのコメント...

私の住まいは「江戸川区」です。

楽譜と楽書はお寒い限りなのですが
なぜかNew Groveの英語版はあるんですよね。
(持っているので要らないですが)

だから、上野の芸大図書館に行ったこともありますよ。
固有名詞をNew Groveの日本語版で何と発音しているか調べにですが。

CDはもちろん江戸川区でもどこの区でもありますが
聴いたことのある作品ばかり並んでいます。
でも無料ですから。

菅野茂 さんのコメント...

New・Groveの日本語版はベルリンの友達の大倉君も訳していましたね。彼はベルクが専門なのでその項は彼が必ず訳しているはずです。B・A・ツィンマーマンも彼が書いているのかな?芸大の修士論文のテーマがそれだと言っていましたから。でもブリタニカのようにWikipediaのほうがしょっちゅう更新されるので正確さはどんどん追い抜かれるかも知れません。

シュトットガルトの音楽図書館は凄かったですね。ヨーロッパ各国の音楽雑誌までおいてありました。フランス語などが読めれば情報の獲得にそんなに苦労しませんね。もちろんシューマンハウスと同様時々歌やピアノのコンサートが開かれます。図書館館員がオルガニゼーションするのですね。音大生から普通のプロまで出ます。彫るが小さくそんなにお客が来なくとも良いので現代音楽が多いですね。