ミサ曲の歴史について、ずっと書きたいと思ってきました。
しかし、そうした研究や書籍はすでに存在しています。
そこで考えた結果、もし今日の私たちがミサ曲を作曲したいと思ったら
どのように準備し、作曲するかという観点から
解説していったら面白いのではないかと発想しました。
まず、ミサ曲を作曲するための準備について考え
その次に個々の楽章をどのように作曲できるか
過去の作品を例に挙げながら解説していきます。
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Musica Sacra Japan へようこそ!!
ここは宗教音楽と音楽の宗教的な力について考えるブログです。
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Category
Music
- 107.3 radio stephansdom ヴィーンの聖シュテファン大聖堂のウェブラジオ。日曜日の午前（日本では午後）のミサのライブが聴けます。もちろんミサ曲あり（ドイツ語）。
- AVRO Klassiek Baroque バロック音楽専門のウェブラジオ。http://www.avro.nl/がトップページ（オランダ語）。
- Choral Public Domain Library 合唱音楽の楽譜を無料でダウンロードできます。1200人以上の作曲家の8000曲以上の楽譜があります（英語）。
- HARMONIA 教会音楽を含む古楽専門のWEBラジオ。 リアルタイムでの放送とアーカイーヴを聴けます（英語）。
- IMSLP/Petrucci Music Library 教会音楽を含むクラシック音楽の楽譜を無料でダウンロードできます（英語）。
- MIDI＆詞 聖歌・賛美歌 日本の讃美歌の音（MIDI）と歌詞が1000曲以上掲載されています。
- NMLナクソス・ミュージック・ライブラリー NAXOS、HUNGAROTONなど、宗教音楽に力を入れているレーベルのCDを聴けます（Windows Media Player使用）。無料会員には時間制限あり。
- Pipedreams パイプオルガンの演奏がストリーミングで聴けるサイト。たくさんのストックがあります（英語）。
- Renaissance Masses 1440-1520 ルネサンス期のポリフォニー・ミサ曲をMIDIで聴くことができます。膨大な数のミサ曲があります（英語）。
- St. Thomas Aquinas Seminary 米国ミネソタ州にある「聖トマス・アクィナス神学校」のサイト。Enterで入り、Archives→Gregorian Chantと進むと、グレゴリオ聖歌の録音があります（英語）。
- SWR2 ドイツの放送曲SWRのサイト。左側のコラムのWebradio hörenをクリックすると放送中の音楽を聴けます（ドイツ語）。
- おかか since 1968 Ver.2.0 海外のウェブラジオのLive放送をリストアップしています。
- パブリックドメイン・クラシック 宗教音楽を含む、著作権切れの歴史的演奏をダウンロードできます（ただし音質は？）
Study
- Awmach.org 聖書のルター訳、欽定訳など各国語の聖書本文を収録したサイトです（英語）。
- Canticum Novum Choir 南米コロンビアの合唱団Canticum Novumのサイト。グレゴリオ聖歌の歴史や歌い方の解説があります（英語・スペイン語）。
- Geert's Ave Maria pages さまざまな作曲家による「アヴェ・マリア」を集めたデータベース。MIDIや楽譜データもあります（英語）。
- Gregorian Chant Home Page グレゴリオ聖歌について調査研究するために役立つサイトを網羅したリンク集です（英語）。
- Latin Vulgate Bible 多くの宗教音楽で歌詞となっているヴルガタ訳聖書のWEB版。 単語検索もできるので歌詞が聖書のどこからとられたか分かります（英語）。
- Per Mariam Ad Deum 「Max.たくちゃん」さんが、カトリックのラテン語による祈りや聖歌について解説しています。日本語で読めるサイトとしてはベストです。
- Requiem Survey 古今東西のレクイエム（死者のためのミサ曲）のデータベース。2000人近くの作曲家の3000曲以上がリストアップされています（英語）。
- Silva Rhetoricae バロック期の音楽の分析・解釈で不可欠なのが音楽修辞法の知識です。その元となった古代ギリシア・ローマの修辞法を詳しく紹介しています（英語）。
- The Catholic Encyclopedia 英語の『カトリック百科事典The Catholic Encyclopedia』のネット版。日本語の一般の辞典にない宗教的な項目を調べるときに便利です（英語）。
- The Lied and Art Song Texts Page 芸術歌曲の歌詞40,000曲以上を収録したデータベース。宗教的な歌曲も含まれています（英語）。
- The Ultimate Stabat Mater Website 229曲の「悲しみの聖母Stabat Mater」を紹介しているサイトです（英語）。
- World Internet Music Resources アメリカIndiana University School of Musicの音楽学関連のリンク集。膨大なWEBサイトがリンクされています（英語）。
- パイプボード パイプオルガンの楽器・作品・演奏会などの情報が提供されています。
- 全国図書館リンク集と 書籍・蔵書検索 その名の通り、日本中の図書館のサイトが網羅されています。
- 正教会 奉神礼と聖歌 正教会の奉神礼と聖歌の研究グループ「研究会LITURGIA」のサイト。解説や録音が充実しています。
- 聖グレゴリオの家 東京の東久留米にある宗教音楽の研究所。土日のミサはグレゴリオ聖歌で唱えられます。
Composer
- Hipocondrie 「ボヘミアのバッハ」ヤン・ディスマス・ゼレンカの教会音楽を含む作品が詳しく紹介されています。
- Internationale Stiftung Mozarteum ザルツブルクのモーツァルテウム財団のサイト。モーツァルトの楽譜すべてを見られます。日本語ページから「学術」→「新モーツァルト全集」へ。
- バッハ文献集 英国クイーンズ大学の富田庸さん主宰のページ。20,000点以上のバッハに 関する資料を検索できます。
Religion
- Laudate 女子パウロ会公式サイト カトリックの修道会の一つ、女子パウロ会のサイト。キリスト教とカトリックについて分かりやすく説明されています。
- TRADITIO ラテン語によるカトリックの典礼の式次第が掲載されています、トップページ →Traditional Latin Mass, Divine Office & Sacramentsへ（英語）。
- お茶の水の泉通信 東京のニコライ堂にまつわる情報を発信しています。個人サイトですが ロシア正教会（日本ハリストス正教会）のことが分かりやすく説明されています。
- 聖書協会ホームページ 財団法人日本聖書協会のサイト。『新共同訳』や聖書に関わる書籍を刊行しています。聖書の本文を検索できます。
Information
- 「おかか1968」ダイアリー～いっそブルレスケ～ おかか1968さんの クラシック音楽コネタ系ブログ。クラシック音楽界やウェブラジオの情報があります。
- キリスト教界検索 KIRISUTO.INFO キリスト教に関するサイトのリンク集です。
Friends
- オルゲル音楽院 東京・浅草橋の音楽教室。オルガニストの紙屋信義さんが主宰（友人です）。 本物のパイプオルガンを弾ける音楽教室です。
- カンターボ・エテルナ 広島のアカペラ・グループCantabo eternaのサイト。私の友人たちが組織しています。
- キリスト教世界観ネットワーク 島先克臣さんが主宰する組織です。「世界観」は私にとって信仰上も音楽学上も大事な概念です。
- 作曲と指揮: 菅野茂 ドイツ在住の作曲家・指揮者、菅野茂さんのウェブサイト。音楽についていつも有意義な議論のできる畏友です。
14 件のコメント:
これはもう自分が何回も経験があるのですぐ書けます。
まず演奏時間と楽器編成・ソリストの数などを決めます。
普通は通常文です。
それ以外はいろいろなケースがありますから一概には言えません。
次はその用途です。
実際のミサに使うのかコンサート用なのか？
実際のミサの場合は３０分以下が望ましいです。
練習時間も少ないので初見でも歌える優しい曲が推奨されます。
楽器編成はお金がない教会が多いので小さ目が多いです。
最悪の場合はアカペラが考えられます。
次はオルガン伴奏付。
その次は弦楽のSQ付。
コンサート用は一時間を越えても大編成でも全然問題はありません。
実際の作曲は通常文に従がいます。
例えばキリエは３部形式が普通です。
グローリアは大胆に派手、クレードは確固とした音楽、
サンクトゥスは静寂な静かさが多いです。
アニュス・ディは将来への希望的な音楽でしょう。
そうそう。
そういうところを書いていこうとしています。
そこに、「そもそもミサ曲とはなんぞや」という蘊蓄が入るし
古今東西のミサ曲がどう作られているかのアナリーゼも入るのです。
ところで「サンクトゥス」は静かなのもありますが
トランペットが高らかに鳴るのも多いです。
特にミサのための大原則はないようです。
ただキリエ・エレイゾンやレクイエム・エテルナムと唱えるときどういう曲を付けるべきかは普通は自ずと決まってきますね。長調の暴れるアレグロのファンファーレは普通は思い浮かばないですね。
たしかにテキストの意味から来る常識的な範囲がありますね。
あとは伝統的にこうするってものもあります。
私は音楽学者なので、特に後者の歴史を見てきたわけですが
それでも多様性はあり、自由ですね。
おのおのの作曲家たちにこう感じろとは強制できませんからねえ。
しかしそれで一定の方向性はありますが、それでも多様性はあります。
それが音楽学的には面白いところです。
今度、プーランクの《グローリアGloria》をアップします。
彼の解釈はユニークです。
音楽様式はともかくとして。
これは昔シュトットガルトのカトリック教会のコンサートで見たことがあります。あくまでも美しい音楽です。
そうですね。恍惚としたこともあります。
その辺り、書いてみます。
でもこちらは全然研究したことがないので詳しいことはわかりません。
スコアも市立図書館にあったのですが、借りたためしはないですねえ。
CDも借りなかったです。ただ美しいだけでは僕の重い腰は動かないのです。
そういうのは無数にありますから他人に任せれば良いのです。
やはり少なくともティンパニ１６個は欲しいですね（笑）。
あの「クラシック埋蔵金」は誰かに更に質問があるようですよ。
プーランクの《グローリア》の場合
テキストにふつう付けられる音楽とは
ちょっと違った曲調にするところに面白さがあって
そこを書こうと思っています。
「クラシック埋蔵金」の質問？
まだありましたっけ？？
毎日みていませんね。
また書いてきているようですよ。
ちょっとホエホエさんに言ったらその場所を探し出してアホ書いているようですが、
こちらは硬い内容しか書かないので徐々に離れてゆくでしょう。
やはりスパムを予防するにはアクセスの少ない硬い専門的な内容に限りますよ。
たぶん、これでしょ？
> １０６番「神の時は最上の時なり」でよろしいでしょうか？
これは答えました。
僕はバッハのカンタータだけは多すぎるので手をつけるのを躊躇しています。
とにかく時間がありません。
また土曜日は葬式です。
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